太田屋

田沼の歴史とともに歩む

創業150年の老舗和菓子店

現在のご主人で5代目

 

伝統を受け継ぎつつ近代的な材料や製法を取り入れたお菓子を作り続けている。

また、佐野の農産物の特性を活かした地産地消のお菓子づくりにも取り組む。

撮影したメニュー

・佐野団子みたらし

・団子よもぎ

・とちおとめのカタラーナ

・とろけるブリュレ

・いもようかん

・すいーとぽてと

一市二町合併記念で発売された佐野団子みたらしはみたらし団子のみたらしを団子の中にIN。名前もシンプルに。

弟分の団子よもぎはよもぎ生地の中にとろーりきなこ入り黒蜜が。

さのまちなかグルメ 太田屋 佐野 田沼

佐野産の苺をうまく使う方法はないか、と考えだされたのが“とちおとめのカタラーナ”

伝統のなかにも新しい要素を

― 創業150年とのことですが、創業当時から続くメニューなどはあるのでしょうか?

店主 阿部正史さん(以下阿部):昔は原料の問題があって、そんな中でも少しでも甘いお菓子を、と工夫して作っていた時代だったそうです。現代のお菓子らしいものになってきたのは明治時代以降だと聞いています。

― 今回撮らせていただいた“佐野団子みたらし”と“団子よもぎ”は冷凍で販売されていますが、お団子を冷やして食べるのは珍しいですね。

阿部:是非冷やして食べていただきたいですね。中には凍ったまま食べて、口の中でとろけるのを楽しむ方もいますよ。一口でつまんで食べられるので、手も汚れないし女性にも喜ばれています。

― 一緒に撮らせていただいた、とちおとめのカラーナやとろけるブリュレなども冷凍で販売されていますが、お勧めの食べ方などを教えていただけますでしょうか?

阿部:どちらの商品も凍ったままのアイス感覚から、半解凍、完全に解凍してから召し上がることで、で3つの食感が楽しめます。若い方には凍ったまま~半解凍が人気のようです。

― いろいろな食べ方を試してみたくなりますね。それでは、今後の展望などをお聞かせいただけますでしょうか?

阿部:地元のものの特色を活かしつつ、近代的な原料や製法によって新しいものを作っていきたいですね。

うちのホームページもリニューアルしたので、積極的に情報発信をしていきたいです。

― ありがとうございました。


佐野産のサツマイモを使用した季節限定の芋ようかんとスイートポテトは季節限定商品 毎年心待ちにしている人も多い


店内には当時使われていたお菓子の木型や初代が使用した広告が飾られており、その歴史を感じさせる。

定番商品から5代目のオリジナル商品まで、いずれも熟練の技術と知識が詰まっている。毎年3月に一瓶塚稲荷で行われる初午祭の名物、“しんこまんじゅう”は期間限定商品。


SHOP DATA

住所:栃木県佐野市田沼町731

電話: 0283-62-0122

FAX : 0283-62-0157

営業時間 午前9:00~午後6:30(日・祝 午後6:00)

 

定休日:毎週火曜日

※定休日が祝日の場合は営業

祝日営業の場合は翌日休みとなります。

駐車場:あり(8台)

店舗ホームページはコチラ(http://ohtaya-kashi.com/)

 

MAP