カタツムリラボ

日常から離れた自分だけの時間を

お店のコンセプトは“スローフード”1980年代にイタリアで生まれた概念で、地元の伝統的な食文化や食材、旬の食材を活かした食を見直すというもの。

時間を忘れるようにゆっくり、豊かな時間を持ってほしいという願いも込められている。

 

撮影したメニュー:プレートランチ

佐野を中心とした地場産野菜を毎日仕入れ、地元野菜の味、旬の味が少しずついろいろ楽しめる一皿。

 

 


毎日仕入れているという野菜は佐野を中心とした地元産にこだわっている。
毎日仕入れているという野菜は佐野を中心とした地元産にこだわっている。
盛り付けはSNSでの発信を意識して、食器選びから料理の配置、高さに至るまで長年の経験から導き出した。
盛り付けはSNSでの発信を意識して、食器選びから料理の配置、高さに至るまで長年の経験から導き出した。

艶っぽい感じを目指して

 ― ランチの時間はほぼ皆さんがオーダーするという人気メニューのプレートランチですが、こだわりのポイントなどがあったら教えていただけますか?

店主・佐藤さん(以下佐藤):ほぼ毎日野菜を仕入れていて地産地消を心がけています。佐野を中心とした近郊の野菜で、できるだけ新鮮なものを使っています。

 ― 珍しい野菜もありますよね?これは花ズッキーニでしたっけ。

佐藤:たまたま今日仕入れられたからあるんですが、基本的にメニューは固定してないんですよ。それがないとできないってことは避けたいんで。

 ― それで手書きのメニューを毎日書かれているですね。

 佐藤:ただ、常にメニューに入れている品があって、キャロットラペと豚肉のリエットは毎回メニューに加えています。

 ― 得意料理とか思い入れのある二品なのでしょうか?

佐藤:僕自身フランス料理をずっとやっていたので、そのエッセンスは入れたかったんですよね。わかる人が見れば、「あ、この人フランス料理をやっていたんだ」みたいな。

 ― 揺るぎない軸というのがその二品なんですね。それでは、今後の展望をお聞かせください。

佐藤:艶っぽい感じを目指していきたいですね。

― 大人っぽいイメージということでしょうか?

 佐藤:もちろんお子さんや若い方にも食べていただきたいんですが、特別な日に、日常から離れた時間を過ごせる空間にしていきたいですね。あくまで主役はお客様自身で、お店は補助的な役割を果たしていけたらと思っています。

 ―ありがとうございました


午後の日差しが差し込む店内にはゆったりとした時間が流れている。
午後の日差しが差し込む店内にはゆったりとした時間が流れている。

記事:横手貴史

撮影:大塚由香里

SHOP DATA

住所:栃木県佐野市伊賀町49

電話:090-4221-3149

11:30~20:00(L.O)

※予約状況により席が埋まることも。来店前に電話確認を。

定休日:土曜日・日曜日※詳細はお問合せください

駐車場:なし※市営駐車場が便利

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